嵐山花灯路

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はじめて、ブログに投稿します。

以前から京都、嵐山の渡月橋が、ライトアップされていると聞いていて、
いつか行こう行こうと思いながら、やっと行くことができました。
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渡月橋一帯と野々宮神社から大河内山荘までをつなぐ竹林の小路ライトアップをあわせて、嵐山花灯路命名されています。
京都の夜の風物詩となることを目指して開催される「花」と「灯」がテーマのライトアップイベントです。

京都花灯路は、2003年に東山地域で始まりました。
その2年後2005年より嵐山地区でも開催されるようになり、今年で14回目を迎えました。
春頃に清水寺のほうがライトアップされるのは、東山花灯路と名付けられており、
あわせて京都花灯路と呼ばれ、京都の発展と活性化を目的に始まりました。
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京都観光のひとつとして、嵐山をバックに渡月橋をメインとした絵がよく見られます。
この渡月橋の言われは、平安時代、曇りのない夜空に見える月の移動が、まるで橋を
渡っていくように見えたことから名付けられたと言われています。
当時の渡月橋は、現在より200m上流に位置していました。
その後、度重なる洪水や応仁の乱で、焼け落ちました。
現在の元となった渡月橋は、1606年江戸時代に朱印船貿易で富をなした豪商人
角倉了以によって私財を投じて建設されました。
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竹林は、嵐山の一番ともいえる観光スポットです。
平安時代には貴族の別荘があったところです。ほんの10年ほど前でさえ、日中も人がほとんど通らない
さみしい場所でした。当時の人が連日の嵐山の混みようを見たらさぞや驚いたことだと思います。
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時間に余裕があれば、京福電鉄嵐山線の嵐山駅に寄って見てください。
2013年駅のリニューアルにともない600本の京友禅を素材にした光の林、キモノフォレスト
と呼ばれるオブジェのライトアップがに出合えます。
年中、日没からおよそ21時ぐらいまで行われています。
インスタバエすること間違えなしですよ。

情報として、
「京都東山花灯路2019」は、2019年3月8日~3月17日の18:00~21:30(雨天決行) 開催予定です。
北は青蓮院から円山公園、南は八坂神社を通って清水寺までライトアップされます。

京都のおもしろさは、歴史の長さからくる奥の深さだととおもいます。
少し調べてみると、歴史のなかで著名な名前やできごとがきら星のごとく顔をだしてくれます。
お花見に紅葉、神社巡りの上辺を楽しむだけでなく、ほんの少し掘り下げて調べてみると、
今まで知らなかった京都に出会えます。

そんな小さな驚きを楽しんでいきたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。